なぜ心が折れるのか

「迷子の社会不適合者」として、
いつか半自給自足の生活を送りたいと夢見ています。

自分で「迷子の社会不適合者」って
そんな大層なものじゃないでしょ
でも、正直に言うと、まだ何も始めていないのに心が折れそうになることが多いです。
理由は途方もなくやることが多く、次から次へと乗り越えなければならない壁が出てくるからです。

私と同じように、自給自足に憧れているけど、
始める前から心が折れそうになっている人はいませんか?
この記事では、そんな私の正直な不安リストを共有したいと思います。
私の不安リスト
資金面の不安
まず最初にぶつかるのが、お金の問題です。
半自給自足に必要な土地や家、道具にかかる費用をどうするか。一度は「融資」も考えましたが、正直、難しくてよく分からないし、失敗した時のリスクを考えると怖くて手が出せません。

融資と聞くと、なんか会社とか、ビジネスっぽいけど…
要は借金なんでしょ?

私のネイルサロンのこともあるし、少しまとめてみようか
資金面の不安をどう乗り越えるか?
0ベーススタートで話を進めて見ましょう!

まずは、お金ゼロからでも始められるのか?と…
正直に言うと、完全にゼロだと難しいです。金融機関も「返せる見込みが薄い」と見てしまうからです。

なんだよ… やっぱり無理なんじゃ…?
しかし、安心してください。
創業融資(日本政策金融公庫の新創業融資制度)や、農家なら農業近代化資金など、初心者でも利用できる制度が用意されています。

おお!?
大切なのは次の3つです。
- 事業計画書
→ どんな事業をやるか、どれくらい収入が見込めるかを説明するもの。 - 自己資金
→ 全額借りるのは難しいので、総額の1〜2割だけでも貯めておくと信頼されやすい。 - 信用情報
→ クレジットや過去の借金の返済履歴もチェックされます。
流れとしては、必要な資金を整理 → 自己資金と借入額を決める → 事業計画書を作る → 金融機関に相談、というステップになります。
農業の場合は、収入が季節に左右されるため、JAや自治体の支援を利用する人も多いです。新規就農者向けに「青年等就農資金(無利子)」という制度もあります。
不安解消のポイント
- 自己資金ゼロでも制度融資はある
- ただし少しでも自己資金があった方が有利
- 「どう使って、どう返すか」を説明できる事業計画がカギ
- ネイルサロンなら 日本政策金融公庫、農家なら JAや自治体 にまず相談

つまりは、一人でうだうだ考えても仕方ないので、まずは最寄りの商工会議所やJAなどに相談するのが一番という事だね

うん。これだけ見ても何をどう具体的に用意したらいいか分からないしね
知識と技術の壁
半自給自足は、ただ野菜を育てるだけじゃない、と気づいた時、心が折れそうになりました。
特に「自然農法」や「協生農法」といったキーワードを調べてみると、野菜だけでなく、微生物や虫、その土地の生態系全体を理解しなくてはいけないと分かります。
その壮大さに圧倒され、途方に暮れてしまいました。

とりあえず、今できる範囲で、ちょっと練習してみようか
知識を学ぶ前に、まず自分で実践してみようと試しましたが、これもまたうまくいきません。
にんじんや大根の切れ端を水耕栽培で腐らせてしまったり、カナダの強い日差しでシソを焼き殺してしまったり…。成功への道は遠いなと感じます。

なんだよ
全然ダメじゃん

そりゃそうよ。そんなに簡単なものではないよ
今もし時間があるなら、はやる気持ちを抑えてもっと知識を入れ込んだらどうかな?
仕事と住む場所のジレンマ
もし畑がうまくいかなかったらどうしよう、という不安もあります。

畑失敗したら、終わりだよなぁ
完全な自給自足は難しいので、「半農X」(農業と別の仕事を両立させること)を考えていますが、そうなるとある程度の仕事がある場所に住まなくてはいけません。
理想の暮らしを追求したい気持ちと、現実的な生活基盤をどうするかという問題で、頭の中がぐるぐるします。

時には考えすぎず、住みたい場所や地域を探してみたら?あれもこれもと考えると、何が本当にしたいのか分からなくなるよ
大切な人への不安
これは個人的な話ですが、自分の人生だから自分で責任を持たなくては、と常に考えています。
しかし、私には妻がいます。自分の理想を追いかけるあまり、大切な人に苦労をかけてしまうのではないかという不安も、心をよぎることがあります。

ニートのヒモのくせにそんなことは考えてたのね
僕が気づいた3つのこと
自給自足を始めようとして、いざ準備段階で心が折れそうになったとき、僕が自分なりに気づいたのは次の3つです。
できることを一つずつ探して、試してみること
- 大きな夢を一気に叶えようとすると不安が膨らみます。でも、小さくても「できること」を見つけて試すだけで、少しずつ現実感が増してきます。
相談できる相手に声をかけてみること
- ひとりで抱え込むと、悩みはどんどん重たくなります。パートナーや友人に話すだけで気持ちが整理されることもあるし、新しい視点をもらえることもあります。
※ ただし、誰でもいい訳ではありません。信頼している人限定で話を聞いてもらうことが大切です。
小さな行動から世界が動き始めることもある
- 「制度を調べてみる」「農業体験に参加してみる」――ほんの小さな行動でも、自分の世界が広がり、次の一歩が見えてくることを実感しました。
まとめ
不安と向き合い、できることから
「まだ何もできていないじゃないか」と思う人もいるかもしれません。
でも、これが今の私の正直な姿です。膨大な不安に押しつぶされそうになりながらも、今できることを一つずつ探しています。
もし、この記事を読んで「私も同じ不安を抱えている」と感じた方がいたら、ぜひ一緒に頑張りましょう。完璧な知識や技術がなくても、小さな一歩を踏み出すことで、少しずつ道は開けていくと信じています。

これから、実際に起こした行動など、記事にしていこうと思います
コメント