【実体験】カナダの家探しで詐欺に遭いかけた!手口と回避方法

迷走と挑戦の記録

デポジット詐欺の実態

海外での家探しって、本当に迷子になりますよね。特に、僕のように英語が得意ではない上、急いで部屋を探していると、つい焦ってしまいがちです。仕事を始める前に早く住む場所を確保したくて、僕はFacebookやCraigslistを使って部屋探しを始めました。しかし、この焦りが原因で、もう少しで大金を騙し取られるところでした。

不適合
不適合

かなり危なかったです。妻が居なかったらがっつりいかれてました…

妻

本当に…もう

今回の記事では、僕が体験した詐欺の手口と、そこから学んだ教訓をシェアしたいと思います。


詐欺の詳細

僕が遭遇した詐欺の特徴と手口

オーナーを名乗る人物とのやり取りは、最初はメールから始まりました。

妻

これは半分正解で、半分不正解だったわ。

証拠を残すのには、メールを残しておくのがいいと思う。騙された場合には結局アドレスごと消えてしまうけど…

しかし、すぐに「早く決めてほしい」とプレッシャーをかけられ、電話でのやり取りに移行するよう求められました。この時点で違和感を覚えるべきでした。

僕が遭遇した詐欺の特徴は、以下の通りです。

  1. 調子の良いことを言って信用させる
    • 電話口で「ここで出会えたのは神の思し召しだ」とか、「あなたはいい人だ」など、よくわからない宗教的なことを話し出し、こちらの警戒心を解こうとしてきました。
  2. 送られてきた身分証明書に矛盾がある
    • オーナーが送ってきたカナダの運転免許証には白人男性の写真が載っていましたが、電話口の声は強いアクセントの英語でした。この不一致に不信感が募りました。
  3. 「鍵を送るからデポジットを先払いして」と要求
    • 「内見用の鍵を郵便で送るから、先に家賃の半額をデポジットとして振り込んでくれ」と要求されました。この時も、「信頼はお互いに築き上げるものだ」と不自然な言動が見られていました。
  4. とにかく「急げ」とプレッシャーをかけてくる
    • 「他にも問い合わせが多いから、早くしないと物件がなくなってしまう」と急に焦らせてくる様子が見られ、信頼の話をしていませんでしたっけ?と拍子抜けしてしまいました。
  5. 疑うと激しく怒り出す
    • 不信感から「詐欺ではないか」と疑うような言葉を口にすると、すぐに電話がかかってきて電話口で激しく怒り出しました。この時点で、これは絶対に詐欺だと確信しました。

この後、送られてきた物件の画像をGoogleで画像検索したところ、別のサイトで同じ写真が使われていることが判明。僕に提示された物件は、実在しない架空のものでした。


内見が「鉄則」な理由

こうしたやり取りで、僕が痛感したのは「内見は絶対に必要だ」ということです。

内見せずに契約することは、本当に危険です。写真と実物が違うだけでなく、そもそも物件が存在しない可能性も大いにあります。

もちろん、対面での取引にもリスクはあります。僕の知人は、安く出品されていたiPhoneとApple Watchを購入しようと対面で会ったところ、相手が複数人で現れ、結果的に偽物を買わされたそうです。

不適合
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その時の金額は、ちょっと可哀想なくらいだったけど、本当命を取られるまでの事にならなくてよかったよ。

妻

いくら治安のいいと言われている海外の地域でも、そこは海外で、日本の常識は通用しないからね


詐欺に遭いかけて気づいた3つのこと

詐欺に遭いかけた経験を経て、僕は最終的に管理会社が所有するワンルームを借りました。今回の経験から学んだ、家探しの教訓をまとめました。

「焦り」は最大の敵

  • 早く部屋を決めたい気持ちが、冷静な判断を鈍らせてしまいます。余裕を作るために、余裕を持った計画を練ることから始めるのが大切です。

内見は「信用の確認作業」

  • 物件そのものだけでなく、オーナーや仲介者の信頼性を見極める貴重な機械です。直接会わずに契約しようとするのは、赤信号です。

「違和感」を無視しない

  • 言葉の調子や書類の不一致、態度の急変など、小さな違和感が積み重なるときは危険信号です。自分の直感を信じることが命を守ります。
  • 「他の国の人だから」と感じても、変なことを言ってる人には近寄らないことがベストです。

まとめ

今回の経験を振り返って

正直、あの時はお金を失うだけじゃなく、もっと危ないことになっていたかもしれません。
しかし、妻が冷静に止めてくれたおかげで、ギリギリのところで踏みとどまることができました。

この経験で強く思ったのは、「家探しは人生のスタート地点だからこそ、安全を最優先にすべきだ」ということ。
多少お金がかかっても、管理会社や信頼できる仲介を通す方が、結局は安心につながります。

もう一度ポイントをまとめます。

  1. 内見せずに契約するのは絶対NG
  2. デポジットの先払いは危険信号
  3. 管理会社や信頼できる不動産仲介業者を選ぶ
  4. 焦らず、短期滞在を利用して余裕を作る

海外での家探しは、新しい生活のスタートでもあります。迷子になりやすく、不安も大きいと思いますが、どうか安全に、自分に合った居場所を見つけてください。これから海外で部屋探しをする人には、僕のように焦らず、必ず自分の目で確かめることを心からおすすめします。

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