なぜ、海外で「魚をおろす」事を覚えたのか
人手不足の闇と光
僕が最初に魚を捌く事を学んだのは、カナダで最初に働いた日本食レストランが売られた時のことでした。

うわー… 職人も辞めちゃったよ
仕事増えるじゃん…

ん?でも、お願いしたら魚捌く仕事もできるか?
ちょっと、チャレンジしてみよう
こうして、まずはサーモンを捌くことになりました。
しかし、すぐには上達するわけなく、上達がない故にあまり本数を任せてもらえず、時間と共に別の仕事が降りかかり、サーモンを捌くことがなくなってしまいました。
二度目のチャンス
魚を捌く事になった二度目のチャンスは、パンデミック後に働かせてもらう事となった、元の雇用主の新しい店でした。
ここでも、結局人手不足で最初はサーモンを、次第にマグロを捌くこととなりました。

正直、めっちゃ辛いけど、
このまま何も無いままでは終われないよォ

頑張ってる姿見てたけど、辛そうだったな
サーモンは、どんな包丁でもおろすことは可能であったけど、マグロはそうはいかなかった。なので出刃包丁を買うことにした。

ガンガン使うし、ある程度いいの買っておこうかな

え?600ドル?
た、高くない!?
オーナー、包丁屋、ベテラン職人に乗せられるまま購入。
かなり高い買い物ではあったが、それのおかげで一生懸命に取り組めたと思う。
※実際今も捌き方は忘れていない
しかし、骨の位置の把握や、冷凍状態を維持しての捌き、ある程度出来るようになると、急に捌くのを別の人にチェンジされ、サーモンもマグロも捌くことがなくなってしまった。

なにこれ…
なんなん?

ここから、一気に楽しそうじゃなくなったのよね
ま、仕事は好きそうだったけど、新しい事覚えたりやったりする方が好きそうだったもんね。
魚を捌くことの魅力
魚と少しの時間向き合って思うことは、魚のタイプによって骨の入り方が違うけど、基本的には鮭や鯖のように真っ直ぐ背骨が入っているものが多く、一度覚えると自炊の幅が広がるということでした。
※海外には日本の雑魚ですら手に入りません。
鯛なども買って捌いたけど、特に難しさは感じなかったです。

ヒラメはやばそう
あれは難しいと思う
※ヒラメは捌いたことはありません。
こちらが実際に使っているサーモンのサイズと量です。(量は店によって違います

この日は、5本でした。

ちょっと、手なんぞ添えて見て

3枚おろしで、半分。
これを腹骨すいて、雄節雌節に分けて、中骨抜いて、皮引いて、柵取りしてと続きます。

まあ、それはどうでもよくて
とりあえず、捌けるので雑魚を買ったとしても捌いて食べれるってこと

アラも取れるしね
アラ汁飲みたくなったわ
綺麗に捌けると、何より気持ちがいいです。
そして、計量で購入している場合には、ゴミを出したくなくなるので?色々と活用しようとし出します。



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