【英語学習】14時間労働でも英語力B1に。高額な試験を6回受け続けた僕の話

迷走と挑戦の記録

英語ゼロで飛び込んだ、異国の現実

不適合
不適合

こんにちは。

迷子の社会不適合者です

僕が海外に飛び出した時、英語力は本当にゼロでした。日常会話どころか、空港の係員が何を言っているのかも全く理解できず、ただ頷くことしかできませんでした。

日本を出てからの試練は、想像をはるかに超えていました。

妻

冒険者すぎる…

空港の質問も分からず、ようやく辿り着いた駅では切符の買い方も分からない。辿々しい言葉で買い方を聞くも、教えてもらったことが理解できず、最終的には相手に私の「PINナンバー」を聞くという大失態を演じました。

夜道を歩いていると、すれ違いざまに唾を吐きかけられたこともあります。今思えば、汚い言葉を浴びせられていたのでしょうが、当時の僕にはそれすら分からない始末。

こんな僕が、働きながらCLB5(英語力B1レベル)に到達できたのは、特別な才能があったからではありません。ただ、少し「非常識」な方法を試しただけでした。


英語の能力示すベンチマークって?

CLB 5(B1)ってどれくらいの英語力?

CLB(Canadian Language Benchmarks)は、カナダにおける英語力の基準です。僕が取得したCLB5は、英語力B1に相当します。

不適合
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カナダで移民の申請の際にスキルドワーカーの場合には、職種にもよるけど、最低でもCLB5以上が必要です。

今後、ワークパーミット(ワークビザ)を申請するにも必要になってくるようです。

英語力のB1(Intermediate)とは、欧州言語共通参照枠(CEFR)における中級レベルで、仕事、学校、娯楽などの身近な話題について標準的な話し方であれば主要な内容を理解でき、旅行先での多くの状況に対処できる能力を指します。このレベルは、英検2級から準1級相当とされ、TOEICでは550点以上が目安とされています。


CLB5に辿り着いた「非常識」な学習法

英検2級から準1級相当のCLB5って?

「0からCLB5(英検2級から準1級相当)なんてすごい!きっと、寝る間も惜しんで勉強したんだろうな」

そう思われるかもしれませんが、正直に言います。僕は一般的な勉強法では続かない、典型的な「社会不適合者」です。14時間労働で疲労困憊の中、机に向かって教科書を開くなんて無理な話でした。

僕がCLB5を手に入れたのは、高額な試験を何度も受け続けたからです。

そう、1回300ドル程もする試験を、合計6回も受けたんです。

なぜこんなことをしたかというと、僕にとって「本番の試験環境そのものが、最高の学習場所だったから」です。

試験会場に関わらず、カナダには様々な国籍の人が集まっています。彼らと話すだけでも実践的な練習になりますし、試験官との一対一の面接は、お金を払って受ける最高の英会話レッスンでした。

そして、不合格になるたびに「次はどこを改善すれば良いか」が明確になりました。

※ 本当に基礎もわからない僕と一緒の場合にはDuolingoはおすすめです。

※ 今はたまにスパニッシュをやったり、英語をやったりとテキトーにサボってます


本当の学びは、仕事と日常にあった

試験を繰り返す一方で、僕は常に「新しい単語を教えてもらい、すぐに使う」ことを意識していました。

不適合
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役に立たないような、スラングも教えてくれるけどね

妻

どうせ、そんなものばっかり覚えてたんでしょ

完璧な文法や発音は二の次。大切なのは「伝えること」「何を言いたいのか理解すること」でした。

仕事中に新しい単語を教えてもらったら、休憩時間や家に帰る時に頭の中で繰り返す。そして、次の会話でさっそく使ってみる。もし間違えても、相手が笑ってくれたり、直してくれたりする。その繰り返しが、僕の英語力を確実に育ててくれました。

この経験を通して、僕が本当に大切なことを学んだのは、CLBの点数ではありませんでした。


時間がなかなか取れないあなたへ、英語学習から得た3つの気づき

英語学習は単なる言語習得にとどまらず、異文化理解や自己表現の手段としての側面も持っています。試験の点数や文法の正確さだけでなく、実際のコミュニケーションを通じて学びを深めることが重要です。

僕の経験から言えるのは、「完璧を目指すのではなく、伝えることを楽しむ」ことが、英語学習の本質であり、最も効果的なアプローチだということに気づきました。その3つを以下にまとめました。

試験を通じて実践力を養う

  • 時間がないなら、試験に体当たり!実際の試験環境に慣れ、実践的な英語力を身につけましょう。

日常生活での学びを活かす

  • 仕事や日常生活で出会った新しい単語やフレーズ、またはシチュエーションを積極的に使用し、実際の会話を通じて学びを深めましょう。

完璧を求めず、伝えることを重視する

  • 文法や発音の完璧さにこだわらず、相手に伝わることを最優先に考えることで、コミュニケーションの楽しさを実感しましょう。

まとめ

CLB 5のその先に見えたもの

CLB5は、僕にとって「通過点」に過ぎませんでした。

本当に大切なのは、学んだことを使って、育った環境が違う人と言葉を交わすこと。相手を理解し、自分の感情を共有すること。

相手が何を伝えたいのか知りたい。どう伝えたら伝わるか。この気持ちは、英語でも日本語でも関係ないんです。今思えば、僕がカナダで培ったのは、単なる英語力ではなく、コミュニケーションの力でした。

もし今、英語学習に悩んでいて、肩に力が入っている人がいたら、伝えたいです。

大丈夫、あなたはあなたのままでいい。

まずは、一歩踏み出して、伝わる喜びを感じてみませんか?

この経験が、誰かの背中を少しでも押すことができれば、嬉しいです。僕が海外で使用してた教材も載せておきます。

僕が使った教材たち

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