【カナダ生活】自給自足とまではいかないけど、手作りで節約してみたもの

自給自足実践記

高価な物を買うなら、作ってしまおう

「迷子の社会不適合者」として、カナダで暮らしていると、ふと日本の味が恋しくなることがあります。

外食で日本食を食べようとすると、値段は高いのに、なんだか物足りない味…。

不適合
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なーんか、どっかニセモンって感じなんだよなぁ

妻

値段はご立派なのにねぇ〜

「それなら自分で作れば節約になるはず!」と軽い気持ちで始めた手作り生活でしたが、そこで得たものは単なる節約効果だけではありませんでした!

私が作った物たち、それによって得た物を書き留めたのでぜひ見てください!


手作りで節約

手作りに挑戦したものたち

まず、私がカナダで挑戦したのは、日本の発酵食品や保存食です。

不適合
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作れるものがあればチャレンジして自己責任で食べる

この、サバイバル感が好き

妻

(私、実験台だったのかな…)

これまでにチャレンジしたもの

  • 糠床
  • 塩麹
  • 梅干し(アプリコット)
  • 三升漬け
  • だし醤油

日本の食卓には欠かせないこれらの調味料を、手に入る材料でなんとか作ってみることにしました。また、熟成肉サバの一夜干し、野菜の皮端材を使ったブイヨンなど、食材を無駄なく使う工夫も始めました。

「これが日本だったら、もっと手軽に材料が手に入って、本格的な自給自足ができるんじゃないか?」

実は、このカナダでの手作り経験が、今このブログで書いている「半自給自足計画」を始めるきっかけになったのです。

不適合
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この作ってる時や、発酵や熟成を待つ時間が、今思えば14時間労働を耐える楽しみだったなぁ〜


失敗と試行錯誤の連続

最初は失敗の連続でした。

糠床はシンナーのような匂いになり、塩麹はなんだかよくわからない状態に。

ブイヨンは苦味しかないスープになり、自分で作った熟成肉を食べてお腹を壊したこともあります。

梅干しは皮がちょっと硬かったり、白っぽくなって不安になってみたりもしました。

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ちょっと勿体無いことにもなったし、体調不良にもなったなぁ

でも、諦めずに試行錯誤を繰り返すうちに、少しずつコツを掴んでいきました。特にステーキに関しては、今ではお店で食べるよりも自分で肉を管理した方が断然美味しいと自負しています。

妻

ステーキに関しては、本当にお店に行かないほうがいいね


手作りから得た意外な学び

「手作りは節約になる」とよく言われますが、残念ながら、金銭的な節約効果はあまりありませんでした。結局は、材料費がかかるため、市販品を買うのとそれほど変わらないからです。

不適合
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何かを手作りしようとすると、意外と高上がりになっちゃうんだよね

輸入品を使うことになるから、仕方がないんだけどね

しかし、手作り生活を通して、お金では買えない大きな学びを得ることができました。

それは、「足るを知る」ということです。必要なもの、食べたいものを自分で作ることで、日々の買い物で「本当に必要かどうか」を吟味するようになりました。

そして何より、お金を出せば何でも手に入る現代社会において、自分で手をかけて食材を管理し、保存食を作るという経験は、「生きる」ということを深く考えさせてくれました。以下に手作りから得た3つの気づきをシェアします。

お金の節約以上に「豊かさ」を得られる

  • 実際には材料費もかかって市販品より安くはなりませんでした。でも「足るを知る」感覚や、本当に必要なものを見極める力がついたと思います。

失敗や試行錯誤が経験値になる

  • 匂いがおかしくなった糠床や、苦いブイヨンなど、最初は失敗続き。けれど続けることで少しずつコツが掴め、今ではステーキはお店以上に美味しく焼けるようになりました。

「生きる」ことを実感できる

  • 発酵や熟成を待つ時間、手をかけて保存食を作る行為は、単なる料理ではなく「暮らしを作る行為」です。お金で買える便利さでは味わえない、生きる手触りを学びました。

まとめ

手作りが教えてくれたこと

カナダでの手作り生活は、失敗ばかりでした。

それでも、その経験を通して、半自給自足への道は、単に野菜を育てることやお金を節約することだけではない、ということに気づくことができました。

それは、自らの手で暮らしを作り出す、ということなのだと思います。

これからも、一つひとつの小さな手作りを通して、自分なりの「半自給自足」の形を探していきたいと思います。

不適合
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次回以降は、日本でもやる予定の、納豆作りや味噌作りに挑戦しようかな!

期待して待っててね!

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