【海外移住の闇】僕の人生を変えた、休憩なしの14時間労働

迷走と挑戦の記録

カナダでの14時間労働は地獄だった話

想像を超える過酷な労働環境

私がカナダで働いたのは3つの職場です。

そのうち2つは同じオーナーが経営する日本食レストランでした。問題は、この2つのレストランです。

最初の職場の給与は、1日14時間労働で時給に換算するとわずか6ドル。当時の最低賃金の半分以下でした。

不適合
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家賃は安かったんだよな

まあ、田舎のボロ屋みたいな所だったから当然だけど

しかし、この頃から住居問題はあったから、正直助かった部分ではある

パンデミックの直前にその店は韓国人に売却され、給料は少し上がったものの、再び別の韓国人へと売られてしまいます。

そこでビザの取得で揉め、レイオフとなりました。

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なかなか、焦ったなぁ

でも、この辺りで妻に出会ったんだよな!

妻

色々あったねー

楽しいこともあったけど、パンデミックもあって不安が多かったね

当然クライミングどころではなくなり、僕は趣味を封印せざるを得なくなりました。


ストレスで白髪が増えた人間関係

最初の職場で目にしたのは、スタッフ同士の抗争や、敬語を使う者がいない荒れた環境でした。

不適合
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毎日のように、「◯ね!」「◯すぞ」とか、下ネタとか怒号とか…

他人に対するリスペクトはなし!刑務所みたいだったなぁ

※先日、理解できないような連絡がきました。連絡先のシェアは気をつけてください。(例え同じ国同士でもです

今振り返れば、劣悪な賃金や労働環境がそうさせたのだと理解できますが、当時はそのストレスで一気に白髪が増えました。

妻

ワーホリの女の子に、手を出すおじさんとか居たよね

しかし、僕は永住権を取得して自由になるため、この環境に耐え続けました。

不適合
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くっそぅ、負けてたまるか!!!

クライミングで培った逆境を乗り越える力を使って、自分を強くするんだ!

寝なくてもいい!勉強!料理も覚える!!!クソゥ!!!

そうポジティブに考えていました。


夢か、現実か。究極のジレンマ

この過酷な労働環境の中でも、僕には何にも変えがたい楽しみがありました。

それは、休日を使って、英語が苦手な日本から来たクライマーたちと一緒に過ごす日々です。

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朝から仕事なのに、仕事前に登りに行ったなぁ

アホだったなぁ

妻

朝から仕事なのにって、早朝から仕事だよ?

仕事後も、登ってたよね?12時過ぎよ?

心底、いい思い出だと今でも言えます。

しかし、パンデミックを目前にオーナーは店を売り、永住権取得への道が遠のきました。

不適合
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こう、振り返って思うけど…

試練ばっかりじゃねぇか…

ビザで路頭に迷い、僕はクライミングを封印せざるを得なくなりました。生きる道を必死に探す日々が始まったのです。


転機、そして未来へ

再び前のオーナーが新しいレストランをオープンすると知り、僕は藁にもすがる思いで再びビザサポートをお願いしました。

妻

これ、私は不安だったのよね

絶対環境良くなるはずないから

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今までの数年が泡のように消えるのが悔しくて…

悔しくて…

永住権のために我慢してきたこと、そしてやめたクライミングの意味を無駄にしたくなかったからです。こうして、1日14時間、休憩なしという、さらに過酷な労働環境に身を投じることになりました。

ですが、前の店が売られたときに、韓国人オーナーのもとで働いていた妻と出会えたことは、間違いなく僕の人生で一番の転機です。

妻

結局、韓国人オーナーが借りてくれたアパートが一番広くて綺麗だったね

かくかくしかじかで、後に占拠されてしまったけど

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懐かしいね

小さな幸せも、蹂躙されてたよねぇ

この経験は、決して楽しいものではありませんでしたが、僕に「働くこと」の意味を問い直し、そして妻というかけがえのない存在を与えてくれました。

不適合
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自分の芯を持て、有限の時間を他人に奪わせるな

っていう事

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